みんなのウレシハズカし恋愛話特集

背伸びした恋愛

私は、中学生の頃からずっと塾に通っていたのですが、中学3年生の頃ある一人の塾の先生に好意を抱くようになりました。

その先生は、大学生でアルバイトとして塾にきていて、授業をもってもらっているわけではなかったのですが、補習授業の先生で色々と教えてもらっていました。

当時私は15歳でしたが、周りの男の子よりもとても大人な雰囲気の彼にとても憧れていました。彼を見ていると、同じ年の男の子がとても子供に見えて彼に対する思いはどんどん強くなってきました。

そして誰でもつらい受験という時期を支えてくれ、見事合格した頃には、何もかもが彼のおかげな気がして想いは日に日に大きくなるばかりでした。

今思うと、自分がしんどい時期に助けてくれ頼りにしてしまったことで、勘違いしていた恋だったとも思いますが、当時は本当に夢中でした。

高校生になり塾をやめたことで、彼と教師と生徒という関係でなくなった私は、親に携帯を買ってもらい以前より彼と細目に連絡がとれるようになりました。毎日のようにメールを送って、その返事に一喜一憂したりたまに高校まで迎えに来てもらって、一緒に近所の公園で散歩したりご飯を食べたりしました。

本当に幸せな時間だったのですが、そんな時間は一瞬でした。

あるとき、偶然にも彼と近所のショッピングモールで会ったのですが、その時彼の横には見知らぬ女性がいました。その女の人は私よりも大人で、二人が歩いていると本当に大人同士の釣り合ったカップルでした。その後、電話で話した時に彼にはずっと付き合っている人がいたことを知りました。

私は、彼と対等に見えるようにと大人ぶって化粧をしてみたり、親に反抗して門限を破ったりしていましたが、所詮高校生は高校生で大人の女性にはなれていなかったんだなと思いました。見た目じゃなくて内面ではまだまだ子供な高校生でしたが、自分より10歳ほど上の彼に夢中になり、一生懸命大人ぶりすごく背伸びした恋愛でした。当時はつらかったですが、今となれば良い経験だったなと思います。